sandabe’s diary

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台風18号接近にあわせ、LEDライトとラジオのアドバイス

気象庁によると、中心気圧940hPaと大型で非常に強い台風18号が、鹿児島・奄美大島の東の海上を時速10kmで北北西へ進んでおり、5日に九州・四国に接近し、6日には本州の太平洋側に上陸し、数年に一度あるかないかの大雨になるおそれがあるとのことです。

 

6日の午前中に最接近すると思われる関東甲信越地方では、通勤・通学時間の交通機関に大きな影響を及ぼすことも考えられますので、いつもより早く起きて台風関連情報をチェックする必要がありそうですが、想定外の暴風雨で災害を引き起こすかもしれません。

今後も、いつ・どこで起こるか予測できない災害のためにも、この機会に懐中電灯・ラジオなどの保守点検をされてみてはいかがでしょうか。

そこで、懐中電灯・ポータブルAMラジオについてアドバイスを。

 

懐中電灯は、いまでは驚くほど消費電力が少なく、発光部分が超寿命のLEDライトがほとんどです。

 

LEDライトは使われているLEDの種類によって明るさが違いますが、店頭の商品で使われている明るさの単位には『ルクス(lx)』と『ルーメン(lm/m2)』があり、選ぶときに迷ってしまいます。

実際に点灯してみると、ルクスはルーメンの1/4程度の明るさしかありません(※)。

暗闇を歩く際に2m先を明るく照らすには、100ルーメンは必要ですが、ルクス表示では400ルクス必要ということになります。

100ルクスのLEDライトでは、手元を照らす用途にはいいでしょうが、夜道を照らすことはできないので、購入時には注意が必要です。

 

懐中電灯もラジオも、消費電力は少ないほうがいいのですが、ここで注意していただきたいのは、使用する乾電池のサイズです。

 

安価なLEDライトや小型のラジオには単4電池が使われていることが多いのですが、単4電池は電池容量が少ないうえ、イザというときに入手しにくくなる欠点があります。

東日本大震災の直後には、単3電池は在庫があっても、ほかのサイズのは全くない状態が長期間続きました。

ポータブルラジオで単4乾電池を使うタイプは、受信感度が悪いことがあるので、内臓のアンテナが大きくて受信感度がいい、単3電池を使う少し大きめのラジオをおススメします。

 

それと意外に知られていないのが、リチューム乾電池です。

大型電気店でしか扱いがありませんが、Energizer®(エナジャイザー)の単3型リチューム乾電池は、

①アルカリ乾電池の最大9倍長持ち

②アルカリ乾電池より約33パーセント軽い

③マイナス40℃~60℃で使える

④使用有効期限は20年!

いいことずくめのリチューム乾電池ですが、4本セットで約1,500円とアルカリ乾電池に比べ高価です。

 

安売りショップなら6本入りで108円ですが、肝心の災害時に電池切れで役に立たなければ笑い事ではすみません。

ちょっとした保険のつもりで、お使いになってはいかがでしょうか。

 

※は記者の感覚によるもので科学的に実証されたものではありません。また商品の性能を保証するものではありませんので、実際にお使いになる場合には、商品説明をよくご覧になって指示に従った正しい使用をお願いします。