永田町首相官邸周辺の銀杏
永田町は警察による警備が厳重で、あちらこちらで立哨の警察官が目を光らせています。
特に首相官邸のまわりは特に厳しく、警備上の理由から写真撮影はNG。
カメラをもっているだけで、職務質問を受けてしまいます。
その首相官邸近くを歩いているとき、足元を見てびっくり!
なんと、銀杏が無数にごろごろ落ちている!!
よーく見ると、銀杏は外皮が萎んだ状態ですが、実は潰れることもなくその形を保っています。
街路樹のいちょうにメスの樹が混じっているのでしょう。
周りの風景写真は国家の安全を脅かす(実際に警官に睨まれてた)ので撮影していませんが、場所はココ!
国会議事堂の裏にあたり、道路にも歩道にも塵ひとつ落ちてない場所ですが、こうなるまで誰にも拾われなかったand掃除されなかったという事実が驚きです。
法律上は、道路に落ちた銀杏の所有権は道路管理者にあるため、許可なくむやみに拾って持ち帰った場合は窃盗罪に問われる可能性も否定できません。
ただし、民法239条1項「無主物先占」の規定では、植えられた樹から自然に落ちた実は拾った人のものとなるとも考えられますが、現場で警備している警察官がそういう解釈をしてくれるかは甚だ疑問です。
ゆえに、誰も拾わなかった結果がコレなのでしょう。
この状態では臭いはもうありませんでしたが、銀杏が落ちた時期は付近一帯相応な悪臭があったと思います。
取得許可が出るなら拾う人もいるでしょうが、それは警備上好ましくないのでしょうね。
黒塗りの高級車に乗っている偉い政治家には、こんな小さな事柄は関係ないのでしょうが、日本の政治の中心地なのですから、とっとと綺麗に掃除して欲しいと思います。
バイオハザードとして、政治活動でこの付近に留まる行為者への妨害に利用しているわけでもあるまいしね。