auも開始データ繰り越しサービスの落とし穴
ドコモ・ソフトバンクに追従して、auも9月からデータ繰り越しサービスを開始します。
これは各社とも5GB以上のプランに適応されるサービスですが、キャリアにより内容に若干の違いがあります。
使わずに残ったデータ量を
☆auは1B単位
☆ソフトバンクは100MB単位
☆ドコモは1GB単位
で繰り越せます。
(図は各キャリアHPより引用)
残ったデータ量を1Bから繰り越せるauと違い、ドコモとソフトバンクでは端数切り捨てで繰り越されません。
スマートフォンで撮影した写真1枚を5MBとすると、ソフトバンクでは約19枚分、ドコモにいたっては199枚分が最大で切り捨てられることになります。
いずれにせよ、データ量に気をもまずに済むようになりそうですが、ここにもやっぱり落とし穴があります。
それは繰り越しデータは
- 有効期限が翌月末
- 契約プランの設定データ量を使い切った後に消費する
ということ。
繰り越し分から先に消費するのであれば本当に価値あるサービスと言えますが、これではたまたま使うデータ量が少なかった翌月にしか恩恵にあずかれないでしょう。
※記事の内容は2015.8.19現在の各キャリアHP内容に基づきます。詳細は各キャリアにお問い合わせください