すなば珈琲は修羅場だった・・・
日本で唯一スターバックスが出店していなかった鳥取県(2015/05/23にOPEN済み)に、知事の肝いりで開店したすなば珈琲。
そのすなば珈琲が、売れなかったら販売終了するとされている森永製菓の崖っぷち商品「JACK」とのコラボで、東京都新宿区に12月17日から20日までの期間限定でオープンしました。
なにせ、米系のショップよりまずかったら全額返金するという超強気さ。
その味を確かめずにはいられなくなった珈琲好きの私は、最終日の夕方に出かけてきました。
お店に着いた13時30分ごろには、15組程度の列ができており、
ガードマンさんの話では、お店に入るまで1時間30分ほどかかるけれども、
テイクアウトなら店外ですぐに受け取れるとのこと。
ちなみに、背広姿でテイクアウトの珈琲を作っているのは、すなば珈琲の社長さんです!
寒さに負けそうでぢたが、店内でゆっくり味わいたいので待つことにしました。
ところが30分ぐらい待ったとき、テイクアウトの珈琲を作っていた社長さんが、
『寒い中お待たせして申し訳ありません』
と、
温かい珈琲と
JACKを配ってくださいました。
図らずもタダでブレンドコーヒーの味を知ることができましたが、温かい心遣いに感謝しつつ、
それから30分ほど後に案内された店内でブレンドコーヒーをいただきました。
キツめに焙煎された豆で濃く淹れられてはいますが、これといった際立った特徴はないものの、確かに米系よりは美味しくて飲みやすい珈琲でした。
飲み終えたカップの底にはラクダをモチーフにしたかわいいイラストが!
ただ、メニュには「本格サイフォン式」と記載があるのに
◎サイフォンが使わることはなく、業務用ドリッフマシーンで作られていた
◎空席があるのに注文をさばききれないためお客を外で待たせていた
◎忙しすぎて注文をさばけない厨房くんを、客の目前で給仕さんが何度も強く叱咤するも、キャパ超えてる厨房くんは無反応・・・
◎店外でテイクアウト用にもドリップマシーンを使ったせいで電源ブレーカーが落ちて店内が真っ暗に!
ブチ切れた給仕さんが客の前で社長さんをも叱咤しちゃう
◎社長さんが表でドリップした珈琲をなみなみ入れたポットを、厨房くんが受け取った瞬間に何かにぶつけて割ってしまい珈琲がジャー。そこに給仕さんが「2個め〜」とダメだしするオチまでついた
と、米系カフェではありえない崖っぷちそのものの修羅場ぶりでしたが、珈琲といっしょにそのドタバタぶりも楽しませてもらいました。
珈琲の評価
★★☆☆☆(5点満点中2点)
機会があれば鳥取の店舗に鳥取砂丘の砂を使って焙煎した「砂コーヒー」を飲みにいこうと思います