sandabe’s diary

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東京オリンピック開会式のドローンは米Intel製

競技種目の動くピクトグラムもドローンで空中に描かれる予定だったらしいけれど、東京オリンピック開会式で一番印象的だった空中に市松模様から地球に変化する模様を描き出したドローンのパフォーマンス。


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民生ドローンでは中国企業がシェア70%を占めているので、開会式のパフォーマンスもてっきり中国企業が請け負ったのだとばかり思っていましたが、フィンランド人のプログラマーからの情報で米IntelのShooting Starというシステムだったことを知りました。

実は、2017年のスーパーボウルのハーフタイムに行われたレディ・ガガのショーオープニングで星条旗を描いたのも、2018年の平昌冬季オリンピック開会式で行ったドローンショーも、この米IntelのShooting Starだったそうです。
軍用ドローンでも群を抜くアメリカのドローン技術は凄まじいということでしょうか。
中国企業は機密情報の漏洩を防ぐためにこのようなことは行わないのかな?

東京オリンピック開会式には1824台のCLASSIC DRONEが使用されましたが、200台のCLASSIC DRONEによるショーなら約1100万円らしいので、1824台なら割引になるのか反対に増額されるのかはわかりませんが、単純に9倍すると約1億円!
ま、約1兆7000億円とも2兆2000億円とも言われる開催予算からすると微々たるもの。

オリンピック開会式の目玉が海外の技術だったのは寂しい限りですが、コストパフォーマンスも(ほかの政府案件に比べ非常に)高く、ニュースで見た限りでは国民も大満足なので大成功だったのでしょう。
ちなみに、20名の米Intelドローンチームのうち、7人がフィンランド人だとのことです。

 

話は変わりますが、MISIAさんの国歌独唱、素晴らしかったですね~。

歌詞にある『さざれ石』とは、たくさんの小石が炭酸カルシウムなどにより長い年月をかけて結合されて一つの大きな岩の塊になったもの。

初めてさざれ石を見た時は、工事現場で捨てられたコンクリートで固まった石ころかと思ってしまいましたごめんなさい。

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さざれ石

ところで、国歌を歌うときには、正しく言葉の意味伝えるために『君が代は』『千代に八千代に』『さざれ石の』という風に、2小節ずつ歌うよう私は小学校で教わりました。

MISIAさんが1小節ごとにブレスを入れて歌っておられた理由は音楽に素人の私には分かりませんが、卓越した歌唱力を持っておられるMISIAさんなら、ブレスを2小節ごとに入れても素晴らしく歌うことができたと思います。

オリンピック開会式という日本を世界へプレゼンテーションする最高の舞台で、オリンピック組織委員会がそのことに配慮しなかったことは残念です。