sandabe’s diary

エンタメやオモシロ情報をおとどけ!

リオ五輪開会式に見た日本スポーツ界のお上体質

8月5日から開催されたリオデジャネイロオリンピックですが、6日の開会式での日本代表の入場行進で、国旗のあとに続いたのは、なんと選手ではなく役員でした。

旗手の右代啓祐に続いたのは本部役員の一団 

朝日新聞デジタルより引用

megalodon.jp

これは選手より役員を重んじるという、JOC(日本オリンピック協会)の意向、お上体質の現れなのでしょう。

近代オリンピックは商業化されてしまい、2020年東京五輪では約2兆円かかるとも言われています。

そのような巨大なビジネスシーンを牛耳る組織の役員は、出場選手より厚遇されるべきだと信じて疑わないのでしょう。

 

ある競技の世界選手権大会へ渡航する航空機では、

『選手はエコノミー、役員はファースト』

だったと、参加した有名選手から聞いたことがあります。

このような悪習が他の競技団体では行われていないことを切に願いますが、リオ五輪開会式をみるとそれも心許無くなってしまいます。

 

競技する選手がいるからこそ競技団体の存在意義があります。

競技団体に『運営して(参加させて)やっている』というエゴがあっては、競技者の努力は報われません。

東京五輪で日本は「アスリート・ファースト(選手第一)」を掲げているといいますが、その実現は可能なのでしょうか。

 

 オリンピックはもとより全ての競技の全ての大会で、競技者が競技に全力を傾けられる運営が行われるよう切に願います。

 

 

大誤報!緊急地震速報に日本がゆれた

自宅2階のパソコンで作業をしていると、スマホからあの緊急地震速報のチャイム音が!!

慌てて手に取ると、

『三田市に震度5弱・・・』

w(゚ロ゚;w(゚ロ゚)w;゚ロ゚)w

階段を駆け下りて、こんな時によりにもよってシャワーを浴びてる家族にすぐ避難するように伝え、屋外へ出てスマホを確認すると、

なんじゃこりゃ~ぁ!

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画面が真っ赤!

初めて見たけど、震度7ってピンクなのね・・・。

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東京湾を震源地とする、

最大震度7、マグニチュード9.1って、

首都直下型巨大地震っ!

『ついにキタのか?そうなのか?』という疑念とともに、

逃げ惑う人々で大混乱するアキバや渋谷の情景が脳裏をかすめ、

なぜか

『せっかく当選した小池さんがかわいそう』

とか

『○○さん(知人)は大丈夫!?』

と、パニくっちゃいそうな気持ちを落ち着かせながら、家族が見ていたテレビを覗き込んだけれど地震発生なんて全然言ってないし、ここも揺れていない。

 

ローカル局は情報が遅い!と、NHKにチャンネルを合わせても相撲だけで、地震は話題にものぼっていない。

疑心暗鬼ながら平常心を取り戻しつつ、アプリユーザーの投稿を見てみると

「全く揺れてない」

という報告ばかり。

twitterを見ても「誤報」というコメントばかりだったので、家人に安全を宣言をして我が家は一件落着しましたが、この誤報をうけ小田急電鉄と都営地下鉄も一時運転を見合わせたそうです。

 今回の緊急地震速報は強制的に配信される警報とは異なり、NHKなどの放送局以外特定事業者向けに発報されたもので、事業者を通じてスマートフォンアプリの一部利用者にも配信されたということです。

また今回の誤報は、関東地方の1か所の地震計から落雷の影響で強い揺れを示すデータが送られたことが原因で、気象庁は『ミスではない超強気

他の地震計から揺れのデータが気象庁へ届かなかったために、一報の15秒後にキャンセル報を出したのは良しとしても、この役所体質には閉口しちゃいます。

 

いずれにせよ、アプリで即座にキャンセル報が配信されていれば、記者のようにパニくる人も出なかったのでしょうから、緊急地震速報に限らず、全国瞬時警報システム(J-ALERT)や緊急警報放送でも、間違いだと分かれば即座に訂正報が配信されるよう、行政・事業者とアプリ開発元にはお願いしたいです。

 

 

 

 

 

 

昭和のノスタルジック溢れるKobe ozo Cafe 901三田のおったん

神戸の片田舎、大沢郵便局の隣に「おもしろいカフェがある」と聞きいたので、さっそく行ってみました。

知らないとわからないでしょうが、大沢はおおさわではなく『おおぞう』と読みます。

 

自転車のトレーニング中の炭酸飲料補給に、よく大沢郵便局近くのコンビニに立ち寄っていましたが、その近くにカフェらしきものの記憶がなかったため、疑心暗鬼な気持ちで向かうと、県道22号線の短い直線部分に沿って建つ、1938年築の旧大沢郵便局舎を改装したお店でした。

そのお店の名前は、『Kobe ozo Cafe 901』です。

 Google マップ

注意してなければ制限速度でも通り過ぎてしまいそうなので要注意ですが、901とは、お店の住所「神戸市北区大沢町中大沢901」からきているらしいです。

入り口は県道の裏手にあります。

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入り口わきにあるトイレは、旧郵便局の電話室が利用されています

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郵便局で使われていたという記入台にある記入例の日付は『昭和34年』でした!!

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メダカも元気に泳いでいます

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『靴のままで』上がると・・・

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地元の野菜も売られているようです

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お店には、小学校を思わすような木製の椅子とテーブルが置かれた部屋が3つあります。

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もちろんサイズは大人用なので心配はいりません。

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ノスタルジックでありながら清楚な佇まい

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天気のいい日にはテラスを利用したいですね(#^^#)

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ソフトドリンクは全て400円(税抜き)

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ドリップ中のオーナー『三田のおったん』。

郵便局の窓口をそのままカウンターとして使っているそうで、三田のおったんが立っている所が郵便局を訪れた客の立ち位置で、こちらが局内という位置関係です。

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ブレンドコーヒーを注文すると、カップが大きめでたっぷりな量でした。

酸味のある珈琲でわずかに雑味を感じましたが、後半はシュガーを入れて2度おいしくいただきました。

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ハンガーかけも昭和を彷彿させます。

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ロータリー式スイッチ?

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お店の中央に置かれている薪ストーブ。

冬はこのストーブで暖まりながら珈琲を・・・な~んて、とても贅沢な時間を過ごせそうです。

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この記事を書くためにお店を検索してから知ったのですが、オーナーの『三田のおったん』は、三田市の情報を発信されている有名なブロガーとのこと。

お店は神戸市ですが、お住まいが三田なので『三田の・・・』ということでした。

三田のおったん 兵庫県三田市〜 発信! - livedoor Blog(ブログ)

 

次に訪れたときは「自家製赤しそスカッシュ」を飲んで、まった~りしてみま~す。

 

 

 

 

 

 

東京・三田と兵庫・三田のおはなし

朝っぱらからやってしまいました!

 地元の三田(さんだ)警察署をスマホで検索して、そのまま画面タップでダイヤルし、つながった相手と話をしていましたが、なんか会話がチグハグ。

警『そこは何市ですか?』

私「なぁ〜にトボけてるの(心の声)。三田市ですけどぉ?』

警『え?何県ですか??』

私「兵庫県三田(さんだ)・・・」

警『あぁ、いま警視庁三田(みた)警察署に繋がってるんですよ(笑)。電話番号をお間違えになっていませんか?(*^^*)』

忙しい時間に馬鹿な間違いをしてしまい申し訳ありません。

スマホに向かって頭を下げながら謝りました。

 

この話をtwitterで紹介したところ、

『電車の遅延を知らせるスマホアプリが、都営三田線と神鉄三田線を毎回間違えてくれるのと似てる』

とある方からツイートをいただきました。

 

そうなんです。

記者の出身地、兵庫県の三田市は『さんだと読むのですが、

【東京の三田】は『みたと読むせいで、スマホアプリですら間違うのですね。

Google Mapsで「さんだ」を漢字入力して検索すると

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一番上は東京・三田ですが、そのあとは兵庫・三田と入り乱れていますね。

記者のように慌てて間違う人もいるでしょうし、漢字表記は一緒でも読み仮名に対応した検索ができるように精度を上げて欲しいです。

 

ところで、記者は子供の頃に東京港区の三田(みた)のことを

『江戸時代に三田(さんだ)藩の上屋敷があった場所が三田(みた)と呼ばれた』

と誰かに聞いたのを信じ込んで、【東京の三田】が話題になるたびに自慢げに話していました。

 

ところが、今回のみた&さんだ勘違い事件を機会に、東京・三田の地名の由来を調べてみてビックリ!

 

Wikipediaには

三田(みた)は、東京都港区の町名。現行の行政町名で三田一丁目から三田五丁目が設置されている。

地名の由来

この地に朝廷に献上する米を作る屯田(みた)が存在したからとも、伊勢神宮または御田八幡神社の神田(みた)があったからともいわれる。

Wikipediaより引用:

三田 (東京都港区) - Wikipedia

とありますが、決定的とは言い難い内容です。

次に港区公式ホームページをみると

「三田」は区内で最も古い地名の一つで、承平5年(935)頃の文献に「武蔵国荏原郡郷“御田”」と紹介されています。

港区公式ホームページより引用:

港区公式ホームページ/三田(みた)

とありました。

どうやらこの『御田』が『三田』に変化したようです。

ということは・・・

兵庫県の三田と東京の三田は、地名に関してはなんの関連性もないようです~ぅ。

あ~ぁっ!これまでデマを信じて吹聴していました( ;∀;)

記者にウソを吹き込まれたみなさん、どうもごめんなさい

<(_ _)>

 

今日は最初から最後まで、お詫びの一日でした(-_-;)

 

追伸

でも、やっぱり警視庁は違いますね。

電話の対応が最初からやけにしっかりしてるなと思ったけど、

【お間違えになってませんか?】

とはなかなか言えないでしょ(パチパチ)。

 

超危険!頭蓋骨矯正のウソ

誰しも美しくありたいもの。

小顔のモデルや芸能人をみて「できればああなりたい」とは誰もが思うことでしょう。

巷はまさに小顔ブームで、いろいろな商品やサービスが溢れています。

しかし、今回消費者庁は、頭蓋骨のゆがみやずれを矯正することで『1回の施術で顔の横幅が数センチ縮まる』とか『ほかの店にはできない形状記憶する小顔矯正』

とホームページに謳っていた全国の9つの事業者に対し、根拠がないとして再発防止を命じる行政処分を行いました。

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そもそも頭蓋骨ってなんなんでしょう。

ヒトの場合では、成人の頭蓋骨は通常28個の骨から構成される。下顎を除いて、頭蓋の骨格はすべて縫合(移動をほとんど許さない厳密な接合)によって互いに連結されている。頭蓋骨 - Wikipediaより)

頭蓋骨は28個の骨から構成されていますが、そのうち8個の骨格が縫合することで、大切な脳を守る保護円蓋を形成しています。

頭蓋骨をとりまく組織を引き締めることで小顔にすることは可能ですが、

頭蓋骨が少しで動くようなことがあれば、脳に重大な損傷を与え、命を落としかねません。

これらの事業者は、頭蓋骨の矯正という、解剖学とも言えない医学的常識を無視するセールストークで、年間数千万~1億円近くを売り上げていたというから驚きです。

 

これらの9つの事業者のうち、1つの事業者はあん摩マッサージ指圧師免許を有する治療院でしたが、他の8つの事業者はサロンという業務形態をとっており、これらは厚生労働省の認可する免許は有していないと思われます。

ちなみに、街でよく目にする『整体』や『カイロプラクティック』『リラクゼーション』も国家資格ではありません。

国家資格を有してないサービスが悪いとは言いませんが、国家資格か否かが一般に認識されていないことも、このような悪徳商法を助長する要因となっている気がします。

号泣議員選挙区西宮市民主主義否定の危うさ

「人民の、人民による、人民のための政治」
西宮市はこれを否定するのでしょうか。
西宮市は今月25日に発行した広報誌で、参議院選挙での投票を呼びかける記事の中に「政治家は 『国民の代表』ではなく、『投票した人』の代表に過ぎないんだよ」という文言を記載しました。
Yahoo!ニュースより引用
 市長が『投票した人の代表にすぎない』と論じ、それを広報誌にまで記載した西宮市。
 西宮市といえば、号泣議員の県議会議員選挙での選挙区ですが、市長のインタビューでの態度も市の首長に相応しいとは思えません。
 
少数意見の尊重という民主主義の原理をないがしろにするかのような主張に、選出された議員・市長へ投票しなかった市民・住民の少数意見を排他しちゃいそうな恐ろしさを感じます。
 
まっ、西宮市民じゃないから関係ないと言えばそうなんですけど。
 

ペプシストロング5.0GV全然最強炭酸じゃなかったから、コカ・コーラと比べてみた

これまでも飲料メーカー各社から『強炭酸』を謳った商品が数おおく発売されてきましたが、炭酸飲料大好きな記者を唸らすものはありませんでした。

ジュード・ロウがこれを飲むために来日するというテレビCMが流され、話題になっているペプシ史上最強を謳うペプシストロング5.0GV

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この商品に『充填時の最高ガスボリューム5.0GVに耐えられるペットボトルを新たに採用*』したことから、商品名が5.0GVとなっています。

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ペプシストロング5.0GVの『GV(ガスボリューム)』とは、飲料中の炭酸ガス含有量を表す単位のことで、飲料1L中に1Lの炭酸ガスが含まれている状態を1GVといい、5GVでは5Lの炭酸ガスが含まれていることになります。

充填時のガスボリュームは約5.0GV~4.5GV*』です。

*サントリーHPより引用:

http://www.suntory.co.jp/softdrink/news/pr/article/SBF0418.html

 

炭酸飲料超大好きな記者は、この5.0GVに大いに期待して飲んだにもかかわらず、全く強炭酸を感じませんでした。

そこで、5.0GVに含まれている炭酸ガスはどのくらい多いのか、コカ・コーラを比較対象として客観的に判断する実験を行いました。

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2つのコーラを長時間冷蔵庫に隣り合わせで置くことで同一温度にし、ゴム風船代わりのコンドーム(以下風船)を被せた状態でキャップを開け、コーラを流し込んで風船の膨らみ具合を観察しました。

ペプシストロング5.0GVの内容量は490mLなので、含まれる炭酸ガスは最大で2.45Lですが、実際に飲むときは充填時よりも温度が高くなるため、炭酸ガスは充填時より膨張し体積は増加するものの、実験では風船の張力でみかけの体積は少なくなると思われます。

 

では実験開始!

当初は、逆さまに置いたテーブルの脚に固定したまま栓を開ける予定でしたが、風船の中で栓が滑ってうまくできなかったので、一旦上向きでキャップを軽く開けてから

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そのあと脚に固定して、完全にキャップを取りました。

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5.0GVも同じようにしてキャップを開けます。

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うぉ~~っ!飲みて~~~ぇ!!

という気持ちを抑えつつ、実験を続けます。

風船を破らないように気をつけながら、何度も混ぜるようにして炭酸ガスを放出させます。

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そして結果は・・・

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ご覧のとおり5.0GVのほうが大きく膨らみはしましたが、球状に膨らんだ風船での比較なので炭酸ガスの容量は見た目以上に差があるとはいえ、コカ・コーラよりは多かったというだけ。

大々的で強気な広告のわりには、その差は決定的とは言えないインパクトに欠けるとても残念な結果でした。

 

飲料メーカーには大げさな宣伝文句ではなく、ウイルキンソンジンジャエール・リターナブルびんに負けないような強烈な炭酸飲料を販売してくれるよう、切に願います。

youtu.be

2017年7月25日追記
※あくまでも記者の個人的な感想です