sandabe’s diary

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昭和薫るレトロな銭湯【しんち湯】は熱い湯ファンにもオススメ!

今回は三田市に唯一残っている銭湯、しんち湯のご紹介です。

前回は東京・上野燕湯の湯の熱さを確かめてきましたが、このしんち湯も熱いですよ。

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記者の住んでいる周辺には有馬温泉だけでなく温泉施設が数多くありますが、万人受けのためなのか、ぬるめの湯で長時間温まる湯治スタイルなのか、どうも記者にはぬるくて湯から出たとたんに身体が冷めてしまいます。

そんな寒がりの記者が、ひょんなことから利用するようになったしんち湯をリポートします。

今ではシャッター通りとなってしまった三田本町商店街の裏手でひっそりと営業されているしんち湯は、昭和9年以前から80年以上地域住民に愛されてきた歴史ある銭湯です。

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雑然とした更衣室は、昭和を感じさせるレトロな佇まい。

貸しタオルはなんと!無料でした!!

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銭湯といえば富士山の絵が定番ですが、ここは斬新で、まるでピカソか岡本太郎の作品のようですね。

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瓢箪型の湯船は、手すりで極浅部分とちょい深部分に分かれています。

浅いところは、こども用でしょうか。

シャワー設備はありません。

写真に赤と白で写っているのはカランの取っ手ですが、このカランから桶に適温の湯をためるのが難しい!

カランの赤い方からは熱湯(本当に熱い)、白い方からは水が出ますが、どちらも相当な勢いなので、熱湯がはねると火傷をしてしまいそうです。

なので必然的に先に水を入れ、ある程度水が溜まってから熱湯を入れるのですが、混ぜ合わせるタイミングを誤るととんでもなく熱くなったり反対にぬるくなったりします。

昔はどこの銭湯や温泉施設でもこうだったのですが、危険ともいえるこのようなカラン方式は最近では珍しく、記者が最近経験した中では青森県むつ市・恐山菩提寺の霊場内にある温泉くらいです。

なんとか無事にかけ湯をしてから湯に入りますが、これがけっこう熱い!

例によってG-SHOCKで計ってみると、なんと43.8度!でした。

熱い湯で売りの燕湯に負けてはいますが、一般の銭湯よりは相当熱いのではないでしょうか。 

また湯温調節で注水口から熱い湯が流れ込んできたときには、44.2度まで湯温が上がりました。

料金:大人420円・小人160円・幼児60円

営業時間:16:00~22:30

定休日:水曜日

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注意書きを書き連ねるどこかの銭湯とは違い、のんびりと昭和の香りを楽しめるしんち湯は、熱い湯好きの銭湯ファンだけでなく、旅行・観光でこの地方を訪れた人にもオススメです。

※新地湯Facebook

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