無料提供、新しいマクドナルドプレミアムローストコーヒーは美味しいのか?
「プレミアムローストコーヒー(ホット)」の商品リニューアルを発表した日本マクドナルドは、1月16日からの提供開始にあわせ、
1月16日から20日の5日間の午前7時から10時まで、全店舗でSサイズのプレミアムローストコーヒー)を無料提供しています。
画像引用:マクドナルドHP
http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/coffee/
これまでのマクドナルドのコーヒーは、店舗によって、また同じ店舗でも時によって味がバラバラで、お世辞にも美味しいとは言えませんでした。
一番美味しく感じたときでもローソン・セブンイレブン・ファミリーマートの100円コーヒーと同程度で、ひどいときには僅かにコーヒーの味がする薄黒いお湯だったり、長時間保温された酸味しかしなかったりで、カップのコーヒーを飲み干せないことも度々ありました。
今回のキャンペーンには、200万杯を準備するという力の入れようですが、
ほんとうに『マック史上最高リッチな味と香り』へと変貌を遂げたのでしょうか?
また他の商品を購入しなくても、プレミアムローストコーヒーだけを貰うことができるのか、マクドナルドを突撃してきました。
店に入ると、キャンペーンを告知するサインボードが置かれていました。
カウンターで「ホットコーヒーください」と言うと、
店員さんも慣れているのか「こちらでお飲みになられますか?」
と普通に優しく丁寧に対応してくれました。
ただ、コーヒーは従来通り作り置きしたコーヒーポットから注がれるので、こればかりはポットの中身がドリップしたばかりであることを祈るしかありません。
カップも白を基調としたデザインで、洗練された印象になりましたね。
では、と飲み始めたところでまたも気になる点が・・・
コーヒーの表面にアブラが浮いています。
深煎りに焙煎した豆では脂質が出やすくなるものの、ドリッブしたコーヒーの表面にこれほど浮かぶようでは、抽出方法か使用した豆に問題があると思われます。
この時点で生まれ変わったコーヒーへの期待は薄らいでしまいましたが、飲んで驚きました。
ほろ苦さに弱い酸味のコーヒーですが、味に深みが感じられます。
少量の砂糖をいれると、味もよりひろがるでしょう。
後味に弱い渋みもありますが、これは使っている水の影響でしょうか。
いずれにせよ、コンビニコーヒーレベルからは脱却して、
ドリップで淹れる喫茶店の珈琲に近いコーヒーが楽しめます。
ローソン・セブンイレブン・ファミリーマートは言うに及ばず、コンビニコーヒーの中で一番美味しいミニストップにも大きなおいしい差をつける結果となりました。
この記事は19日に書いていますので、無料試飲の機会は20日しかありませんが、100円コーヒーを買うなら、新しくなったマックのプレミアムローストコーヒーを試されることをおススメします。
2017/01/22 追記
プレミアムローストコーヒーが新しくなってから、マクドナルドで朝コーヒーを飲む機会が増えましたが、こんなの割引カードを配布していました。
「プレミアムローストコーヒーご購入のお客様限定」で・・・
となっています。
個人的には、ポテトとプチパンケーキよりもコーヒー自体の値引きのほうが嬉しいのですが。
1会計につき2個まで、2017/03/31まで何度でも使えるますが、このカードは西日本の店舗限定です。
それと、マクドの新プレミアムローストコーヒーに脅威を感じたのか、セブンイレブンが「SEVEN CAFÉ」に新しいコーヒーマシンを2月より順次導入するということです。
http://www.sej.co.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/018/946/kaferaterelease2.pdf
カフェラテに牛乳を使うマシンは、既にファミリーマートで導入されており、牛乳のコク深いラテが期待されますが、肝心のコーヒー豆は従来のまま。
果たしてマクドとのおいし差を縮めることはできるでしょうか。