sandabe’s diary

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便利な反面、高くついちゃうビニール傘

外出先で思わぬ雨に降られてコンビニで買ったビニール傘に助けられたこともあると思います。

安価なビニール傘は、どこかへ置き忘れてしまってもあきらめがつくので、雨の日には使っているという人も多いでしょう。

 

透明なビニール傘は、低く構えてもまわりが見渡せる利点はありますが、通常の傘に比べると材質や作りで劣り、強い風にあおられるとすぐに壊れてしまいます。

10月6日に日本を直撃した、台風18号の暴風雨に見舞われた秋葉原でも、ビニール傘が突風で次々と壊される様子がみられました。

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ビニール傘は骨組までグニャグニャに曲がってしまいましたが、強風に向かって歩く男性の傘はビクともしません。

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 傘が強風を受ける角度の違いもあるでしょうが、通行人のなかで壊れているのはビニール傘だけのようです。


台風18号暴風雨に座り込む女性。The woman who was not able to endure the rainstorm of the typhoon. - YouTube

また、動画にも収録していますが、壊れてしまったビニール傘をポイ捨てする人が後を絶ちません。

台風の暴風雨が吹き荒れたあとには、路上に大量の壊れたビニール傘が無残に打ち捨てられています。

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ポイ捨てされたビニール傘は、突風で飛ばされて人にあたり、怪我を負わせる危険があるます。

また、ビニールと金属を手作業で分ける行程に手間がかかるため、その多くは再処理が行われず、不燃ごみとして埋め立て処理場に埋められるため、環境破壊と資源の無駄使いが問題となっています。

多いときには都内のセブンイレブンだけで1日3万本、日本全体では年間約7000万本が販売されていますが、そのほとんどは1年以内に廃棄されており、税金で賄われてる処理費用についても考える必要があるのではないでしょうか。

 

利便性を追及した使い捨て商品ではなく、しっかりとした耐久性のある商品を長く使うことで、地球にもお財布にもやさしい生活をおくることができると思います。