sandabe’s diary

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かんだやぶそばが再建

 

老舗そば店『かんだやぶそば』が、今月20日より営業を再開すると知り、新店舗をみてきました。

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第二次世界大戦の戦災を受けずに残った数寄屋造り(1923年建築)の店舗が、2013年2月19日の火災で一部焼失したため、同敷地内に新店舗が建築されていました。

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HPには、

『街並みに溶け込む趣のある建物ができ、10月20日(月)の嘉日を卜して店舗再開の運びとなりました』

とあります。

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1880年創業のかんだやぶそばは、並木藪蕎麦池之端藪蕎麦と並び称される「藪蕎麦御三家」のひとつで、薮蕎麦は砂場蕎麦・更科蕎麦とともに江戸三大蕎麦」と呼ばれる老舗です。

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記者も何度か訪れたことがありますが、客の注文を伝えられた勘定場の女性が、

「せいろぉ~」などと独特の節回しで歌う(?)、老舗の趣きがとてもある『お店』でした。

 

そのやぶそばの客に人間国宝になった超有名な落語家がいて、他の客全員が《江戸三大蕎麦を代表する老舗店で》どんな風に蕎麦を食べるか注視していたという話を聞いたことがあります。

小〇治さんには迷惑だったでしょうが、見ていた人の話では、まるで落語のように、チョッとつゆに浸けたそばを噛まずにズーッとすすりこんで、喉の奥で味わうようにして粋に食べていたそうです。

そのマネをしたことがありますが、江戸っ子でない私は、すぐにしっかりつゆに浸けてしっかり噛んで食べちゃいました。

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20日からの新店舗での営業を、心待ちにしている人も多いでしょう。

私もまたかんだやぶそばを訪れて、人間国宝の食べ方に挑戦してみたいと思います。